知床を後にして女満別空港に向かう途中、網走監獄博物館に立ち寄った。
以前、ブラタモリでこの博物館が取り上げられていて、その時に見た放射状に広がる5棟の舎房と、それらを1カ所から見渡せることができる8角形の見張り所を見てみたかった。
鏡橋を渡ると、正門の前に、きれいな花がたくさん咲いていたので、つい足をとめて見惚れてしまった。(⌒∇⌒)
※鏡橋 川面を鏡にたとえ、「わが身を見つめ自ら襟を正す」という意味を込めて名付けられたとのことです。
放射状に広がる5棟の舎房は、独房が連なり、真っ直ぐ奥深く伸びている。
中央にある見張り所からは、それらの舎房を見渡せるようになっている。
屋根の大部分が天窓になっていて、ふんだんに光が取り込まれるようになっているので、舎房内はとても明るい。
各独房の壁は、斜め格子になっていて、正面からは室内が見えないが、角度をずらすと室内が見えるようにできている。
囚人たちに精神的、倫理的、宗教的な指導を行うために設置された教誨堂
これらの建物は、100年以上前に建てられたというのだから、当時のアイデアや技術に感心させられる。
残念ながら、今回は時間がなかったため、他の建物をじっくりと見ることはできなかったのですが、この博物館は、自然の緑の中に当時の建物が移築されていて、ゆっくりと散策しながら見学出来て「見ごたえのあるいい施設だな」と思いました。
また機会があれば、訪れてみたいです。