来年の年明け早々に高校の同窓会がある。
もともとは、還暦の年に予定されていたのだが、コロナ禍で延期になっていた。
高校の同窓会は、卒業後20年、30年の節目にあり、今回は17年ぶりで、3回目になる。
来年は中学校の同窓会も、4月末に予定されている。
こちらの方は、50歳の時に、卒業後35年ぶりに、第1回目の同窓会があり、それから、5年ごとに開催されていて、今回が4回目になる。
今回、私は、その両方の幹事をしている。
現在は、両方の同窓会が同時進行していて、中学校と高校の両方の幹事会に顔を出しているのだが、これが、対照的でなかなか面白いのである。
中学校の同窓会
中学校の方は、私は、前回に引き続き幹事をしている。
この同窓会は、私たちが50歳になった時に、ある女性が発起人になり、彼女の友達に声をかけるところから始まった。
この同窓会は、肩ひじを張るようなところは全くなくて、幼馴染が集まって、和気あいあいと楽しくやっているという感じです。
幹事は、各クラスに、男性1名と女性1名がいます。
7クラスあったから、14名、それに代表者がいるのですが、中にはクラスから3人、4人と出てきているクラスもあるので、毎回の幹事会は、15人から20人の人数になっています。
また、幹事の中には、友達を連れてきてくれる人もいます。
なぜ幹事が増えるかといいますと、毎回の幹事会自体が同窓会みたいに楽しい集まりになり、一度、幹事をやると、次もやってもいいという人がいるからです。
私もその一人です。
幹事会といっても、みんな幼馴染のようなものなので、「・・君」「・・ちゃん」と童心に返り、和気あいあいと楽しくやっています。
こちらの方は、5年ごとに行っているので、過去三回のノウハウがあり、同窓生の住所の確認、名簿作成、案内状送付、それぞれの役決め、余興等々、手慣れたもので、スムーズに事が進んで行きます。
また、経費節減もあり、これらのすべては、幹事のみんなで担当を決めて、手作りでやっています。
高校の同窓会
高校の方は、今回が卒業後17年ぶりで3回目になります。
私は、卒業後、クラスの同窓会や、70人ぐらい集まっての同窓会(クラスの同窓会をやろうとしたら、隣のクラスも一緒にということになり、最後は、誰でも参加OKとなったので、大人数になりました)の幹事をしたことはありましたが、学年全体の幹事をするのは初めてです。
こちらの方は、生徒会を運営してくださっていた方々が中心になって、幹事をやってくださっている。
私は、その生徒会の会長と同じクラスだったこともあり、「そろそろ同窓会をしようや」と進言していたら、「幹事会に出席して」という流れになり、幹事をすることになった。
始めて幹事会に出席してわかったのだが、私以外は、高校時代によく勉強して、世間一般で言われている、いい大学に入り、いい会社に就職した人ばかりだった。
私は、同じクラスだった生徒会長と、もう一人、幹事の中心になっている人とも同じクラスになったことがあるので、その二人は知っているが、それ以外のメンバーとは、全く付き合いがなかった。
というのは、私は高校時代、ほとんど勉強をした記憶はなく、学校の授業が終ると、すぐに家に帰り、他の高校に通っていた友達のところに集まっては、バイクを乗り回したり、改造をしたりという毎日を送っていたので、学校生活というものとは、ほとんど縁がなかった。
だから。私以外の幹事の方の話に出てくる図書室がどこにあったのか知らないし、食堂の2階に和室があって、そこで百人一首の授業があったなんて聞かされても、私には、全くその記憶がないのだ。
毎日、4時間目の授業が終わると、ダッシュして食堂に行き、定食を食べていたこと、2時間目の授業が、時間通りに終わると、これまた、ダッシュして、焼きそばを食べに行っていた記憶はあるのだけど(⌒∇⌒)
だから、そんな私が幹事会に出席しても、私一人、場違いなところへきたというような感じもあった。
そんな感じだから、私も、ちょっと「いい子ちゃん」になって、その輪の中に入って行っている(⌒∇⌒)
まあ、ただ、同じ高校に通っていたわけだし、私には40年間、いろいろな世界で営業をやってきた経験と会話力があるので、そこは、柔軟に合わせてやっていけている(⌒∇⌒)
若い頃なら、そういう方たちとは、共通する接点がなく、壁があったが、、この年になると、そんな壁もなくなり、同じ高校に通い、同じ時代を生きてきたという親近感も持てる。
高校の同窓会は18年ぶりで、最新の名簿はないし、幹事の仕事量を軽減するためもあり、少々、経費はかかるが、前回と同様に、同窓会の代行業者に依頼することになった。
名簿の作成や案内状の送付など、代行業者がやってくれるので、幹事は楽である。
その分、手作り感が薄くなり、みんなで協力してやっているという感も薄れるが。
ただ、代行業者に依頼すると、充実したホームページを作成してくれるので、現時点での出席者が確認できたり、住所不明者の情報交換ができたり、掲示板に投稿してのやり取りができるので、全体の交流を図ることができる。
line グループで交流
それと、中学校の幹事会も高校の幹事会も、line グループを作っているので、だいたいの意見交換や情報交換は、その場でできるし、同窓会の打合せに限らず、近況報告などもできて、これもまた楽しい。
便利な世の中になったものだ。
何れにしても、来年は、どちらの同窓会も楽しみである(⌒∇⌒)