今回、広島で開催されたサミットのニュースを興味深く見守った。
私は今までに2度、広島の平和公園と原爆資料館を訪れたことがある。
初めて原爆資料館を訪れた時、あまりにも悲惨な状況を伝える展示に、言葉を失い「これだけはやってはいけなかったのでは!」と強く思った。
同時に、原爆を投下したアメリカに対して、強い怒りが込み上げてきた。
そして、各国の首脳はここにきて、この展示を見るべきだとも思った。
今回、それが実現した形になった。
7年前、オバマ大統領が平和記念公園を訪れた際、原爆被害者の会の代表の方と抱き合うシーンは、とても感動的だった。
その代表の方は被爆した後、人生のいろいろな場面で差別を受け、その度に「こんちくしょう!」と、アメリカに対して憎しみを持ったが、「そういう思いを乗り越えなければ平和はこない」「アメリカに対して謝罪は求めない」と言われていた。
今回、広島でサミットが開催されたことは、大きな意義があったと思う。
「核なき世界、平和な世界の実現」
世界に対して強いメッセージを発信できたと思う。
私は、各国の首脳が世界遺産「宮島」を訪れ散策している光景を見ながら、
改めて「日本には素晴らしいところがあるな」と、誇らしい思いがした。
美味しいお好み焼きをPRできたことも、とても良かった(⌒∇⌒)