昨夜、BSのNHKで「歌える!J-POP 黄金のヒットパレード」という番組をやっていた。
「飛んでイスタンブール」 庄野真代
いつか忘れていった こんなジタンの空箱 ・・・♪♪♪
「ミスターサマータイム」 サーカス
ミスターサマータイム あの夏の日・・・♪♪♪
「迷い道」 渡辺真知子
現在 過去 未来 あの人に会ったなら・・・♪♪♪
「唇よ熱く君を語れ」も歌っていた。
この曲は、最近のCMでも流れていたなあ。
懐かしい歌が次から次に出てきて、つい口ずさんでしまう。
確かに、「歌える!」のだ(笑)。
私がこれらの曲を聴いていたのは、18歳の時。
それぞれの曲を聴いていると、当時のことが思い出され懐かしい。
サーカスの女性ヴォーカルから、こんなエピソードが聞けた。
サーカスがコーラスグループを結成する際、メンバーを集めるのに、当時から付き合いのあった庄野真代に声をかけたのだが、その時、庄野真代は、既にソロデビューすをる準備をしていたので、それは実現しなかったとのこと。
「へぇー、そんなことがあったんだ」
「でも、その後、両者とも売れたんだから、結果、良かったということだろうなあ」
ミスターサマータイムが流行ったのは、夏だったと思う
その爽やかな風を運んでくるようなきれいなメロディが、夏の暑さを忘れさせてくれるようだった。
この曲はライブでも聴いたことがある。
若い頃、ある会社の大阪支社に勤務していた時に、社内のチケット抽選に当り、京都のホテルで行われたサーカスのディナーショーに同じ会社の女性と参加したことがある。
ライブで聴くその美しいメロディーに、うっとりしたものだった(笑)。
その時、ヴォーカルの女性が、ミスターサマータイムを紹介する際、「私たちは今から8年前にこの曲でデビューして・・・・・」というような話をされていたが、それから35年を経た今も、「その美声は変わっていないなあ」と思うとともに、「今もグループで、元気にやっているんだなあ」と、うれしい思いがした。
昨夜の番組名には、J-POPとあるが、当時はJ-POPという言葉はなかった。
これらの曲は、ニューミュージックと言われた。
ただ、どの曲がニューミュージックなのか、ニューミュージックとはどんな曲だ、と問われても、「これがそうだ」というようなものはなかったように思う。
それまでの「フォークソングや歌謡曲とはちょっと違うから、ニューミュージック」そんな感じだったと思う。
だから、ジャンルとして確立されないまま、いつのまにか、その呼び名自体を聞かなくなってしまった。。
まあ、呼び名はどうであろうが、いい曲は、いつの世になってもいいものだ。
昨夜は、甲斐バンドの甲斐よしひろも出演して「安奈」を歌ってくれた。
安奈 お前の愛の灯は まだ燃えているかい・・・♪♪♪
この曲は、私の十八番だ(笑)。
若いころからカラオケでよく歌った。
それにしても、今夜の黄金のヒットパレードは、最高!
今回で3回目だが、私にとっては今回が一番。
私たちの世代にとっては最高の構成になっている。
これらの曲が流行ったのは、もう40数年前のこと、
それぞれの、懐かしい曲を聴いていると、
「そうだ、あの時はこうだった」
「そんなこともあったなあ」
なんて、いろいろなことが思い出されてきて、18歳の当時にタイムスリップしたみたい。
おかげで、昨夜は、気分よく眠りにつけた(笑)。