白馬の乙女 ソダシ

この前の日曜日のオークス、
一番人気には、サークル オブ ライフが推されていた。
私も桜花賞での走りから「勝つのはこの馬ではないか」と予想していたのだが、世の中、何が起こるかわからない。

スタート直前、各馬がゲート前で輪乗りをしていた時に、サウンド ビバーチェという馬が、興奮して立ち上がり、騎手を振り落としてしまい、放馬してしまった。
その影響でスタート時間が15分ほど遅れ、その待たされている間に、サークル オブ ライフはイライラが募り首を大きく振ったり、ひどく発汗していた。
この馬を軸に馬券を買っていた私は「これはヤバいぞ!」とは思ったものの、時すでに遅し、今からでは馬券を変えることはできない。

放馬したサウンド ビバーチェは、広い東京コースの緑鮮やかな芝の上を、ただ一頭、気持ちよさそうに駆け回っていた。(⌒∇⌒)
その後、係員が捕まえて、やっとスタートゲート前に連れ戻ったが、馬体検査後、レースからは除外になった。
この馬は、単勝人気が80倍ぐらいの人気薄だったのだが、追切りで絶好調だったので、私は「大穴狙いの夢馬券」として、この馬からの馬券も少々買っていた。

「あーあ、走っていれば、大万馬券になったのに・・・・・?????」(⌒∇⌒)

ガッカリ!

こうなりゃ、本命のサークル オブ ライフに頑張ってもらうしかない。

しかし、レースがスタートすると、「悪い予感」は当たり、なんと、サークル オブ ライフは大きく出遅れ、最後方からの競馬になった。
もう、この時点では、走る気が失せていたのだろう。
結局、見せ場なしで下位に沈んだ。

本命もハズレ、またまたガッカリ!

まあ、こういうこともある、
「しゃあない!」と思うしかない。

かろうじてというか、なんといえばいいのか、放馬したサウンド ビバーチェから買っていた500円だけは、返還となり払い戻しされた。

「まあいいか、この500円は、来週のダービーに上乗せして賭けよう」と思った・・・・・・

のであるが、次の12レースのパドックを見ていると(人間の悲しい性でスンナリとやめることができない、このままでは終われない)(笑)、「気になる馬」が目についた。
馬体がスッキリしていて、よく見える。
いいんじゃないの。
ネットで、過去の戦績を見ても悪くはない。

「あるかも!」と思った私は、払い戻しされ、翌週のダービーに回そうと思っていた「その500円」で、この馬からの馬券を買うことにした。
・・・・・・・・・・
的中!

ホント、競馬はわからんなあ
こういうことがあるもんなあ(⌒∇⌒)

落胆が一転して「笑顔」に!

今泣いたカラスがもう笑う

泣いたり笑ったり

悪いことが起きれば、いいことも起きる。
まさに「人間万事塞翁が馬」
私は、競馬から人生を教わっています。(⌒∇⌒)