いつもはたくさんの車が行き交う岡山駅前通り、そこに赤、青、黄色・・・色鮮やかなランニングウェアを着た大群が押し寄せてくる。それも次から次へと途切れることなく。その光景は圧巻で、つい吸い込まれるように魅入ってしまう。
今年で4回目を迎えるおかやまマラソン。完走を目指すマラソン初挑戦のランナー、自己タイムの更新に挑戦するランナー・・・・・「みんなさまざまな思いを抱えて走っているんだろうなあ」
42.195Km走り終えた時、どんな景色が見えるのだろうか、
大きな壁を突き破り、世界が変わるのだろうか、その後の人生が違ったものになるのだろうか、
ふと、そんなことを想像してみる。
ランナーも沿道の人たちも盛り上がる
沿道から声援を送る人たち、いろいろな応援の催し、ランナーの案内をするボランティアの人たち・・・・・・・参加しているみんながそれそれの形で楽しんでいる。
「岡山の人ってこんなに楽しく盛り上がれるんだ!」
「私は改めて岡山県人のことを見直し好きになった!」
「今まで発散しようにもこういう場がなかったのだ、みんなこういうイベントを待ち望んでいたんだ」そんなことも思った。
完走したら頂けるこの備前焼のメダルも「岡山らしさ」が出ていてとてもいいと思う。
「欲しいなあ!」
「走ってください! 42.195km」
コース解説
全体的には、広い岡山平野を駆け抜ける起伏の少ないフラットなコースだと言える。
スタートは総合グラウンド入口前の道路、16,000人のスタートはまさに圧巻の一言。
新幹線の高架をくぐり県立美術館横を走り、城下交差点から岡山駅に向けて走る。この辺りまではまさに団子状態のため、身動きが取れず周囲に合わせていくしかないでしょう。
駅を左に折れて今度は市役所に向けて一直線の道。この辺りから集団がバラケテくるので自分のペースで走れるようになるでしょう。
市街地を抜けると当分の間、のどかな田園風景が広がる。
沿道での差し入れをほお張り、いろいろな応援を楽しんでください。
折り返して30kmを超えたところで、このコースの最大の難所である岡南大橋を渡ることになる。ここまで走ってきて、とても疲れているところに、この心臓破りの坂は堪えることだろう。
この難関を抜けると、ゴールまであと約10km。岡山市民の口を潤してくれている旭川沿いを北上することになる。
北上すること約7kmぐらいで、左前方に岡山城が見え始め、後楽園の外周を走ることになります。このあたりの旭川土手沿いは桜並木になっていて、春にはあたり一面桜の花に覆われ、花見客でにぎわいます。
桜のトンネルを駆け抜けているイメージを持てば疲れも忘れますよ(笑)「ファイト!」
そこを抜けて新鶴見橋を渡ると、朝通ってきたコースを戻っていきます。
あと約2km「がんばれ、もうすぐゴールですよ!」沿道の声援も大きくなり背中を押してくれます。
朝、駆け上がった道を下り、右に曲がると総合グラウンドまであと少しです。
沿道からも「ラスト、頑張れ!」の声援が飛び交います。
そして総合グラウンドを回ると遂に遂にゴールです。
「やりましたね!」
「おめでとうございます!」
「備前焼のメダル」をかけてもらいましょう。
おかやまマラソン2018は、11月11日の日曜日に開催されます。既に岡山市民県民優先枠(マラソン)の募集は締め切られ、現在は4月19日から5月21日まで、一般枠(マラソン・ファンラン)の募集中です。
皆さま、奮ってご参加ください。
おかやま県人が「温かいおもてなし」で歓迎いたします。