新幹線 こだま号

岡山に住んでいる私は、たまにJR西日本の「おとなび」を利用している。

なにせ、このおとなび、こだま号は通常価格の6割引きとなっていて、岡山から新大阪まで、通常だとのぞみ号で6,230円(指定席)のところ、2,400円(指定席)で行けるのだ。

なんと、3,830円も安いのだ!「往復してもまだおつりがある」ということになる。「これはもう利用するしかない」ということで、今までに大阪・神戸・広島へともう何度も出かけた。

(料金は、平成30年4月現在の価格です。また、時季により多少割高になるときもあります)。

気楽に行けるため行動範囲も広がった。(おとなびは50歳から会員になれます)

そして「こだま号」に乗り出して発見したことがある!

各駅停車ならではのスローな旅を楽しむ

通常岡山から大阪へ行く場合、のぞみ号だと、ものの40数分で到着するのだが、こだま号だとすべての駅に停まり待ち合わせ時間があったりするので1時間20分ぐらいかかる。

けれども、新聞や雑誌を読んだり弁当を食べたりするのには、ちょうどそれぐらいの時間があったほうがいいのだ。

それに座席の配置も、こだま号は、のぞみ号の2列と3列の5席に対し、2列2列の4席で、スペースが広くてゆったりとくつろげるのだ。※写真の500系のこだま号は2列3列の配置です。

そのせいか、こだま号の車内は乗客の楽しそうな声が響いていることが多い。

スローな旅は気持ちに余裕を持たせてくれ、会話も弾むのだろう!

また各駅停車のため、各駅ごとにその地ならではの景色を見て楽しむこともできる。

姫路駅では姫路城を、西明石駅に着く前には瀬戸内海の海、明石大橋、淡路島をゆっくり見ることができるのだ。

姫路城
姫路城
明石海峡大橋
明石海峡大橋 淡路島

のぞみ号からも見えてはいたのだろうけれど、早いスピードで駆け抜けるため、ここまでゆっくりと景色を楽しむということはなかった。

とうことで、すっかり私はこの「おとなびのファン」となり、次はどこへ行こうかと、頭の中で楽しい思いを巡らしているのだ。

このおとなび、2年ほど前は比較的簡単に予約できていたのだが、最近は取れない時もあったりする。

以前は、このエブァンゲリオン号にも乗車できたのだが今は無理なのではないかな。(確認してみてください)

500TYPE EVAは、2018年5月13日がラストランになります。

エヴァンゲリオン こだま号
エヴァンゲリオン こだま号

今日改めておとなびのホームページを見てみると、会員が100万人を突破したとのこと。

私も何人かの人にこのおとなびの良さを話し勧めてきた。

乗客が増え、空席の目立っていたこだま号の人気が出てくるのはいいことだ。

この「おとなび」をいつまでも続けてほしいものだ。

ニュース

初代エブァンゲリオン号に代わり、6月30日に「ハローキティ新幹線」が発進しました。

ピンクのリボンをなびかせて、西日本の町に明るさを振り舞いてくれています。