ワードプレスでブログ作成 パソコン音痴の私が挑んだ悪戦苦闘の軌跡

私は3~4年前から気が向いたときに無料ブログを使い投稿していた。

いくつかの無料ブログを使ってはみたが、自分がイメージするものとは「ちょっと違うかな」と、なにか物足らないものを感じていた。

ワードプレスという言葉は聞いたことがあった。

しかしながら、それで「なにができるのか」ということを私は知らなかった。

ただ、その名前に魅かれ、本屋さんで関係書を手に取ったこともあったが、ページを開くなり、聞きなれない単語が並んでいるのを見て「あ、これは私には無理!」とすぐ閉じていた、

ある本との出会いからワードプレスへの興味がわく

今年の早春のこと、地元紙の朝刊で、ある女性が「アフリエイトで稼ぐ」という本を出版したという記事を目にした私は「どんな内容なんだろう?」と興味がわき、早速、その本を買った。

その女性は、ワードプレスではなく、シリウスというソフトを使いサイトを作成してアフリエイトで稼いでいるということだった。

興味深ったのは、この女性が「売り上げを上げるためには何をすべきか」ということに対し、「しっかりとした目的意識を持っている」ということだった。

私の長い営業経験の中でも、よく聞かされた話ではあるが、元OLだったこの女性がそういう意識を持っていることに感心した。

やはり、売り上げを上げるには、「個人であろうが、会社であろうが、やるべきことは同じなのだな」と改めて思った。

ワードプレス作成に挑戦

話が横道にそれたが、その本を読んだ私は、ワードプレスに興味を持つようになり、それまでは「私には無理」と思っていたが、今回は「やってみる!」ことにした。

それから、また本屋さんに行き、できるだけ簡単でわかりやすくて、パソコン音痴の私にでも理解できそうな本を探し買ってきた。その本は「はじめてのブログをワードプレスで作るための本」というタイトルだった。

そして、その本に書いてある通り、順番に作業を進めていくことにした。

自分が作りたいブログの全体像をイメージしておく

これは、その本には書かれてはいなかったのですけれど、私からのアドバイスです・・・ちょっと生意気(笑)

具体的な作業に入る前に「自分はこういうことについて発信していきたい」。

「タイトルはこういう名前にして、その枝となるカテゴリーは、こういう項目を幾つぐらい作って」というような、ブログの全体像をイメージしておいた方がいいでしょう。

ドメイン取得 レンタルサーバー契約

先ず、ドメインを取得することに始まり、レンタルサーバーと契約して、それから、ワードプレスをインストールした。

レンタルサーバーは、私が買った2冊の本がともに薦めていた「エックスサーバーのX10プラン」にして、ドメインは「エックスドメイン」で取得しました。

途中わからなないことが出てきたら、その都度、エックスサーバーの「電話サポート」に電話をして教えていただきながら、設定をすることができました。

ちなみにエックスサーバーには「24時間365日メールサポート受付、24時間以内に対応する」という、契約後のフォローもあるため、安心です。

※契約後、実際に私がメールで問い合わせしたときは、数時間後にていねいでわかりやすい回答がいただけました。

また、このエックスサーバーには、ワードプレスの自動インストール機能があり、簡単にインストールすることができました。

他にも、いろいろな機能があるのですが、その中でも、多項目に渡るアクセス解析は、参考になり、私はそれをチェックするのが毎日の楽しみにもなっています。

ここまでは、できてしまえば、それほど難しいものではなかったようにも思えるのですが、なにせ私は「ドメイン?」「レンタルサーバー?」っていうレベルなので、一つ一つをネットで検索して調べたり、エックスサーバーに電話して教えてもらいながらの作業になり、かなりの時間を要しました。






エックスサーバーには、Xserver と WordPress の運用に特化したものがあり、どちらにしようか迷ったのですが、知識を持ち合わせていない私は、しろうと考えで「ひょっとしたら、WordPress 以外でも使用することがあるかも」と考え、Xserver のX10プランにしました。

その違いについては、エックスサーバーのサイトにも記載されていますが、私にはよくわかりませんでした。

今回、改めて、メールサポートに問い合わせしたところ、「WodrPress の運用に特化したサーバーということは、html 構築の静的ファイルで構成されたホームページデータの運用などは想定に入っていないことから、構成次第ではデメリットがございます」。

「ですが、Xserver では WordPress の運用以外にも静的ファイルで構成されたWEB サイトの運用も可能であり、サイト構築としては比較的自由度がございます」とのことでした。

テーマを決める

次は、テーマを決めなければならない。

「テーマ?」・・・のテーマとか、テーマ曲とか、そのテーマと同じなのかな?

調べていくと、ああ、「テンプレートのことなんだな」ということがわかってきた。

それなら、テンプレートと言ってくれればわかるのに・・・・・

ここで立ち止まる。

私は、生意気にもその本に書いてあるテーマは気に入らなかったので、「どのテーマにするか」自分で探すことにした。

しかしながら、なんの知識もない私が、海外、日本とそれはもうたくさんあるテーマの中から、一つのテーマを見つけ出そうなんて、大海原に出て小舟をさがすようなもので、たいへんな作業だった。

その中から、日本のバズ部という会社が無料で提供している「Xeory Base」というテーマに決めた。

決めた理由は「提供している会社の組織がしっかりしていそう」ということだった。

そのテーマをダウンロードして、ワードプレスの中に入れ、初期設定をしていった。

※テーマの中に、ていねいなマニュアルがあるので、そのとおりにしていけばできました。

このバズ部という会社は、Xeory Base の設定等、初心者にもわかりやすいていねいなマニュアルを準備してくれています。また、この会社は、SEO対策等についてもよく研究されており、その内容をネットで情報発信してくれていますので、見ることができます。

使い始めてからわかったことなのですが、このXeory Base を使っている人はたくさんいて、その方たちが「こうしたらいい」「それはこういうもの」みたいな発信をしてくれているので、わからないことは「ネットで検索すれば、だいたい解決できました」。(全くの初心者の私でも!)

プラグインを設定する

プラグイン?

なに?  バイクや車のプラグなら知っているけれど・・・・・

その時は、そんな状態だった私も今なら少しはわかってきたかな(笑)

プラグインとは、ワードプレスに機能を追加できるもの、それは、セキュリティ、バックアップ、アクセス統計情報、問い合わせフォーム、サイトマップ・・・・・等、数多くあります。

ワードプレスには便利なプラグインがたくさんあり、その中から、自分のサイトに必要なものや、サイトを充実させるものをチョイスして入れることができます。

もちろん、何もわからなかった私は、その本に書かれているとおりに、セキュリティやバックアップ等「最初に最低限入れておきたいプラグイン」を入れました。

Google アナリティクス  Search Connsole の設定

これは、グーグルが自分のサイトのどのページにどのくらいのアクセスがあったかとか、どこから訪ねてきてくれているか、どのキーワードに反応して訪れてくれたのか等を解析してくれるものです。(解析項目は多岐に渡ります)

これは、Xeory Basey やバズ部のマニュアル、その他のネットに投稿されている設定のしかたを見ながら設定しました。

もちろん、その時の私は「とりあえず設定しなければ」と、設定することに必死で、「それが何をするものなのかは」よくわかっていませんでした。

「なんだかよくわからないけれど、できたみたい」というのが私の率直な感想です(笑)。

ブログの記事を書く

諸々の設定ができたところで、いよいよ「ブログ記事が書ける」ということになりました。

ワードプレスのエディタ(本文を書くところ)・・・もちろん、エディタが何か?をその時の私は知りませんでしたよ(笑)・・・にはビジュアルとテキストの二種類があります。

よくわからなかった私は、ビジュアルで書いていました。

そのうち、テキスト(HTML)というようなこともなんとなくわかってきましたが、「申しわけありません、私の知識力では説明をようしません」(泣)

ビジュアルモードの方は、ツールバーに文字を大きくしたり、文章を真ん中に寄せたり、「続く」という機能を入れたり、リンクを入れたり等々、オフィスのワードを使っているような感覚でできます。

画像を入れたい場合は、メディアを追加をクリックすればできますし、基本的なことは、ワードを使っている方であれば、だいたいのことはできます。(私ができましたから)

初投稿

記事ができたところで初投稿です。

ワードプレスをしてみようと思いついたところから、この初投稿まで、1か月ぐらいかかったと思います。

我ながら「よくここまできたものだ」とちょっぴり感慨深いものがありました。

ただし、この段階ではまだ、カテゴリーわけはしていたけれど、メニューは作成できていませんでした。

けれども、投稿を重ね、徐々に知識が付いていくうちに、「こうしたらできるのかな」みたいな感じで作成することができました。

グーグルアドセンスに申請するが、見事に落とされる

30記事ぐらい投稿したところで、グーグルアドセンスに申請しました。

これも「こうしたら受かる」等の記事がネットの中にはたくさんあり、私も、それらを参考にして、まだ作っていなったプライバシーポリシーや問い合わせフォームを作り申請しました。

そうしたところ、すぐに「グーグルの規定に違反している」とのメールが返ってきました。

この段階では、まだ審査までいっていませんでした。

グーグルは「どういうことが違反しているのか」のヒントは教えてくれますが、具体的には教えてくれませんので、「何が違反になっているのか」を自分で推測するしかありません。

私の記事の中には、若いころのアトピーのリバウンドとの壮絶な闘いとか、初めて内視鏡の検査を受けたときの「生々しい」表現が入っていたので、それが「読者に不快感を与える」と判断されたのではないか、と思いました。

そこで、それらの記事を外して再度申請をしたところ、今度は本審査に入ることはできたのですが、不承認でした。

アドセンス不承認の原因を推測する

これまた、原因を推測するしかないのですが、私の場合、楽をしようという考えは全くなかったのですが、「記事を書く際に、参考データ等を引用したりしていたカ所があり、そのことを、マイナスに受け取られたのかな」ということと、「サイトのなかに一部わかりづらい部分があったのかな」という気がしています。

「残念!」

早速、私自身も「わかりにくいのでは」と思われるブログ記事を修正はしたのですが、引用と受け取られたかもしれない部分に関しては、私自身はそういう意図はなかったため、最小限の修正にとどめました。

それと、私のブログの構成は見ていただいたらおわかりのように、総合的なサイトになっており、アドセンスに承認されるためには、ネットの中でもアドバイスされているように、そうではなくて「特化型のブログ」にして「見る人のお役に立てるブログ」にした方がよいということもわかってきました。

ということで、「このブログ構成と内容では難しいかも」と考えるようになり、アドセンスの承認を受けることはひとまず保留にして、この先「また申請する気になれば申請してみてみよう」ということにしました。

テーマの変更を決意

そのこととは別に私は、今後も「このテーマで進めていくのか」を考えるようになりました。

このXeory Base は、とてもよくできたテーマであり、バズ部が情報発信している内容も濃いものがあり「できることなら、このまま使い続けたい」というのが私の思いでした。

ネットの中には、このテーマを使用している人はたくさんいて、見事にカスタマイズをされている方もおられます。

しかしながら、私にはカスタマイズする知識がなく、基本形のまま使っていたので、どうしても見映えという点では、他の人のブログに比べると劣っていると言わざるをえませんでした。

それまでしてきたように、ネットで調べながら、一つ一つカスタマイズするということも考えましたが、知識のない私がそんなことをすると「すべてを壊してしまい、どうしようもなくなるのでは」ということも十分に考えられます。

もともと、私は「ブログを書きたい」という思いからワードプレスを始めており、カスタマイズ等の知識がない私は、できれば、それをすることなく基本形のまま使えるほうがいいと考えていました。

そこで、思い悩んだ末、テーマを変更することにしました。

それから、「カスタマイズしなくても、見映えが良い、SEO対策もしっかりしていて、あとあとのフォローやサポート体制がしっかりしている」それらを充たしてくれるテーマを探し始めました。

「このデザインいい!」「使ってみたい」「SEO対策はどうなっているのだろう?」「サポート体制は?」等、

最初の時とは違い、多少知識がついてきた今回は、いろいろなことをチェックしながら、たくさんのテーマを見て回りました。

そして、見つけました。

選んだのは「賢威」です。



続く 私がワードプレスのテーマを賢威に決めた理由 使いやすさ サポート