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日目 6月20日

岡山 → 羽田 → 女満別空港 → 知床 斜里ホテル

出発
朝、7時20分頃、自宅を出てタクシーで岡山駅へ行く。

リムジンバスに乗り岡山空港へ向かう。

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エアポート リムジン バス

岡山空港から羽田空港を経由して女満別(めまんべつ)空港へ

岡山空港10時20分 → 羽田空港11時25分 JALウルトラ早得 12,570円

倉敷の高校の修学旅行生と一緒になる。
飛行機が浮き上が浮き上がった瞬間、高校生たちから「ワァー!」と大きな歓声が上がる。
「高校生らしくていいなあ!」思わず微笑む(⌒∇⌒)

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JALの職員の方々の見送りを受ける
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羽田空港12時45分 → 女満別空港14時25分  JALウルトラ早得 17,170円

飛行機運賃 大幅値引きあり JALのウルトラ先得は、とってもお得!

女満別空港店でレンタカーを借りる

トヨタレンタカー 女満別空港店で車を借りる 
女満別空港内にトヨタレンタカーの受付窓口があり(1Fロビーにあり、すぐに目につきます)お店まで送迎してくれました。

レンタカー料金 エコノミー YARISU 
6月20日15時 ~6月23日12時30分 24,200円(消費税込)

※飛行機とレンタカーの予約は3カ月前にしておきました。

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メルヘンの丘

レンターカーに乗り、網走を経由して宿泊先である斜里のホテルに向かう。

女満別空港から数キロ走ると「メルヘンの丘」があり、写真を撮る。

ここまでは長袖シャツ1枚を着ていただけだったが、小雨が降っていて肌寒かったので、レインウエアを羽織る。

網走市街地を抜けて、オホーツク海の海岸沿いを走る。

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初めて見るオホーツク海

斜里のホテル到着

夕方 ホテルに到着
女満別空港から斜里のホテルまでの走行距離 62km

今回の知床旅行は、この斜里のホテルを拠点に観光をしました。

ルートイングランティア知床斜里駅前
料金 限定シークレットプラン タイムセール 朝食付き
ツイン 7,650円×3泊 22,950円(消費税込)
※ホテルも3カ月前に予約しました。

ルートイングランティア知床斜里駅前

2日目 6月21日

予定
斜里ホテル → 知床五湖 → フレベの滝 → ウトロで観光船に乗船 → 天に続く道 → 斜里ホテル

今日の予定は、午後2時30分から1時間30分、ウトロ港に行って観光船「カムイワッカの滝」コースに乗船するので、それまでの時間に、知床五湖、フレぺの滝に行く。観光船に乗った後は、天に続く道に行くという予定を立てていた。

観光船「カムイワッカの滝」コース 午後2時30分から1時間30分  料金 3,300円

しかし、ウトロで乗船予定の観光船が欠航になったので、予定を変更して、次の日予定していた羅臼の「クジラ・イルカ・シャチ ウォッチング」の観光船に乗りに行くことにした。

しかし、これまた欠航になったため、再び予定を変更しました。

予定変更後
斜里ホテル → ウトロ → 知床峠 → 羅臼 しおかぜ公園 → クジラが見える丘公園 → 知床峠 →

知床五湖 → 天に続く道 → 斜里ホテル  走行距離 187km

2日目の行動は下記のようになりました。

欠  航

ホテルで食事をとり、8時30分頃、ウトロに向けて出発する。
天気は曇りで、時雨ていた。

斜里 → ウトロ 約40km 

途中で、観光船の運航状況をネットで確認したところ、午前の便が欠航になっていた。
すぐに観光船の会社に電話して午後の便は出航できそうか尋ねたところ、「それはまだわからない」とのこと。

・・・・・・・どうしよう?

午後の便も難しいかも?

確か、天気予報では、羅臼は晴れになっていたな。

今日と明日の予定を入れ替えて、今日、羅臼の「クジラ・イルカ・シャチ ウォッチングの船に乗船しに行こうか」

よし、そうしよう。

私はすぐに羅臼の観光船の会社に電話をして「午後の便は出航するのか、まだ席に空きはあるか」確認してみた。
すると、「こちらも波が高いので、状況をみてから判断します」「席は空いている」とのことだった。

とりあえず、羅臼に行ってみよう。

羅臼に向かう

ウトロから羅臼へ行くには、知床横断道路(国道334号線)を通り、知床峠を超えていきます。

ウトロ → 羅臼 約24km

知床横断道路を走っていくと、標高が高くなるにつれ天気は悪くなり、濃霧で前が全く見えないような状況になった。

私は「えー、こんな状況なのに、本当に羅臼は晴れているの?」

だんだんと、心配になってきた。

知床峠はヘアピンカーブの連続になります。
運転には、くれぐれも気をつけましょう!

ところが、知床峠を超えて、だんだんと羅臼の町に地下づくにつれて、天気は快晴になってきた。

「これなら、観光船は出航できるだろう」と思った。

ウトロ(知床半島の西側)と羅臼(知床半島の東側)で、こんなに天気が違うとは、不思議な気がした

しおかぜ公園  クジラが見える丘公園

出航は午後1時からなので、とりあえず観光を予定していたところに行こうと「しおかぜ公園」「クジラが見える丘公園」に行った。

しおかぜ公園には「知床旅情」を詠んだ森繁久彌の像と詩の碑があります。

知床の岬に ハマナスの咲くころ 思い出してほしい 俺たちのことを・・・・・・♪♪♪

しおかぜ公園 
船長さんとの偶然の出会い

クジラが見える丘公園に行き、展望台から「この大海原のどこかにクジラやシャチがいるんだろうなあ」と、海を眺めていると、一人の男性が上がってきた。
その男性は、双眼鏡を見ながら「沖の方は波が高いなあ」「こりゃ、難しいなあ」と、スマホでどこかに連絡をしていた。

クジラが見える丘公園 展望台からの眺め  正面に国後島が見える

「えっ、この人、観光船の関係者の方なのかな」と思った私は、
「観光船の関係者の方ですか?」とその男性に尋ねると同時に、その男性が来ていた服に書かれていた
「知床ネイチャークルーズ」の文字が目に入った。

それは、私が午後乗船予定の観光船の会社名だった。

羅臼側も欠航

私は「午後、そちらの船に乗る予定にしているのですけれど、今の話だと難しいみたいですね」

「うーん、ちょっと無理だろうなあ」とのこと。

私は「こんなに晴れていて、ここから見る限りは海も穏やかに見えるのですけれど、難しいものなのですね」と、一応、聞いてみた。

「ここは穏やかだけど、沖は荒れている」とのことだった。

話をしていると、私が乗ろうとしている船の船長さんだということがわかった。

話は、2カ月前にウトロで起きた観光船の事故にも及び、以前は漁師として、そして現在は船長として、この周辺の海を熟知されている方ならではの話を聞かせていただいた。

「明日は大丈夫でしょうか?」と尋ねると、

「明日の方がいいよ、明日は大丈夫だろう」とのことだったので、

「じゃあ、また明日来ますのでよろしく!」と言ってその場を離れた。

船長さんから「今年はシャチがよく現れている」と聞かされたので、「これは期待できるぞ!」と、一層ワクワクしてきた。

クジラが見える丘公園からの眺めを堪能した後、あてもなく知床岬の方に向いて車を走らせる。
駐車スペースを見つけて岸壁を歩いていると、波打ち際の丸っこい石が目についた。

「荒波でもまれるから丸く滑らかになるんだろうなあ」

私が住んでいる瀬戸内海では見られない光景だった。

波打ち際の丸っこい石

羅臼の観光船も欠航になったので、しおかぜ公園とクジラが見える公園に行った後、知床五湖に行くことにした。

知床横断道路(国道334号線)を通りウトロ方面に向けて走り出す。

途中、羅臼ビジターセンターに立ち寄った。
この施設は、人と自然を結ぶための拠点として環境省が設置したとのことで、知床の自然、歴史、文化、利用に関する展示がしてあり、知床国立公園を知り、その自然を楽しむために必要な情報提供がされていて、見応えがあり、なかなか良かったです。

羅臼ビジターセンター
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キタキツネ剥製
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ヒグマ親子 剥製

センターには、写真のような動物の剝製や、シャチの骨格の標本などの展示もありました。

羅臼ビジターセンターを見学した後、知床峠に向かいました。
峠は相変わらず濃霧に包まれていました。

峠を越えて下っていくと、知床横断道路と知床五湖方面へ向かう道道知床公園線との分岐点がありますので、そこを右折して知床五湖に向かいます。
※この道路もきついカーブが続きますので、車の運転にはくれぐれもお気をつけください。

この分岐点には「知床自然センター」があります。
大きな駐車場がありますので、私はここによって休憩していました。
フレぺの滝の遊歩道には、ここへ車を駐車していきます。(私は次の日に行きました)

知床自然センター

知床自然センター → 知床五湖フィールドハウス 約9km

知床五湖フィールドハウスの駐車場に車を置いて、高架木道を歩きました。

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知床五湖からウトロに戻り、それから、天に続く道に行きました

圧巻「天に続く道」 知床五湖 高架木道を歩く

天に続く道を走り、斜里のホテルに帰った。

6月22日 3日目
斜里のホテルを8時前に出発する。

知床自然センターに行く。 斜里のホテルから約43km

駐車場に車を置いて、フレぺの滝遊歩道を歩く。

フレぺの滝遊歩道 ヒグマが怖くて、知床自然センターに引き返したが・・・・・

知床横断道路を走り羅臼に向かう。

知床峠は、昨日の悪天候とは打って変わり快晴だった。

大海原で宝探し クジラ・イルカ・シャチ ウォッチング

知床ネイチャークルーズ 午後1時~ 約2時間30分 料金 8,800円

シャチを見ることができて、大満足で斜里のホテルに戻る。

途中、オロンコ岩、三段滝、オシンコシンの滝を見に立ち寄った。

本日の走行距離 151km
斜里ホテル → 知床自然センター → 知床峠 → 羅臼 → 斜里ホテル

6月23日 4日目
朝、斜里のホテルをチェックアウトして出発して網走に向かう。

途中、車を停めて、斜里岳を撮影したり、小清水原生花園、濤沸湖に立ち寄りました。

博物館 網走監獄

知床を後にして、網走市街地を抜けて網走監獄に行った。

「博物館 網走監獄」モダンなデザインに感心!

女満別空港に向かう。

レンタカーを返却した。

本日の走行距離 66km
斜里ホテル → 網走監獄 → 女満別空港

女満別空港 13時40分 → 羽田空港 15時35分 ANA ADO運航 スーパーバリュー 15,470円 

羽田空港からJR品川駅に行き、新幹線で岡山に帰ってきました。

品川駅 → 岡山駅  EX早得 14,670円

PM9時30分頃 帰宅

旅行を終えて

知床への旅行は、昨年行く予定で、すべての予約をしていたのですが、出発の直前に仕事が入ってきたことと、コロナ禍で断念しました。
今回は、無事に行ってくることができました。
昨年行けなくて時間ができた分、十分な下調べと準備ができたので、ウトロ港からの観光船が欠航になった時も、あわてることなく「じゃあ、こっちを先に回ろう」とかの手をすぐに打てました。
知床へは、もう何年も前から一度行ってみたいと思っていました。
そして行くのであれば「シャチを見てみたい」という思いが強くなり、行く時期は「シャチが見える可能性が高い時期を選びました」。
実際に見えることができるかどうかは、運みたいなものですが、現実に見ることができて良かったです(⌒∇⌒)
また、そのことだけではなく、天に続く道、知床五湖、フレぺの滝・・・・・・博物館網走監獄、それらのすべてが、想像していた以上の素晴らしい場所で、感動の連続、大満足の旅になりました。
また機会があれば訪れたいです。

最後に、これから知床旅行を計画されている方へアドバイスをさせていただきます。
「知床旅行 アドバイス」服装・距離感・食事・観光船・飛行機運賃