
今年のお正月に「高校の同窓会」が、そして、このゴールデンウイークには「中学校の同窓会」があった。
私はその両方の幹事をした。
高校は同級生が350人、中学校は300人いた。
小学校が同じだった人のことは、だいたいわかるが、中学校や高校では同じクラスにでもなった人以外のことはわからない。
今回、私は高校の幹事をするのは初めてだったので、幹事会のメンバーのほとんどの人たちとは話をしたことがなかった。
でも、初めて話をする人たちとも、すんなりと会話に入っていけた。
「あー、長年いろいろな世界で営業をしてきたことが、ここで生きてきたなあ」と私は思った。
中学校の同窓会は、5年前の「還暦の時の同窓会」に続き2回目だったが、毎回、幹事が変わるクラスもあるので、ここでも初めて顔を合わす方もいた。
私は、余興でクイズをすることになった。
クイズグループのメンバーは、女性3人組とオレだった。
あとからわかったことだが、この3人の女性は、仲が良い3人組で、男性もいた方がいいということで、私に声がかかったみたいだった。
私は、この3人の女性のうち、一人は小学校が一緒だったので知っていたが、もう二人とは、話をしたことがなかった。
しかし、ここでも、すんなりとすぐに打ち解けて、チームワーク良く、中学校時代に起きた出来事のクイズを作ることができた。
ここでも、同じく、これまでの営業経験が生きた。
私は大学を卒業して43年間、途中、何度か転職を経験しながら、ずっと営業畑を歩んできた。
若い頃は、「何を話せばいいのかな」、「オレは営業には向いていないかも」と、思い悩む時もあったが、年齢を重ね、経験を積んでいくことで「もう、誰が相手でも大丈夫」というまでになった(笑)。
この年になり、こういう形で営業経験が生きてくるとは、思ってもみなかった。
面白いものだ。