私は大学を卒業して就職、その後、5回転職をしました。
私が就職した昭和の時代は、就職したら定年まで勤めるというのが当たり前のような時代だったので、私のように転職を重ねるような人間は珍しかったです。
転職の理由は、その時々により違いますが、「仕事が合わない」「将来が見えない」「違う仕事もしてみたい」「社風が合わない」「自己実現のため」といったところです。 詳しくは転職を決断した時 転職の理由
それぞれの会社に勤めた期間は、半年、10年、5年、半年、11年、自営業として14年になります。
転職をする際は、長い時間思い悩んだ時もありますし、思い悩むことなくすぐに決断をしたこともあります。
そういう中で共通して言えることは、いつも前向きに考えたうえでの決断だったということです。
今、振り返ると、転職をしたことで、いろいろな仕事が経験でき、いろいろな世界を知ることができ、たくさんの人と知合うことができて、とても良かったと思っています。
高校を卒業してからだと18歳、大学を卒業してからだと22歳で就職することになりますが、まだ若くて社会経験がないのだから、仕事を選ぶと言っても難しいものがありますよね。
仕事にしても、会社にしても、入社して仕事をしてみて、初めて「こういうものだったのか」とわかるものですよね。
だから、「これはなんとなく違うな」「私のやりたいことではないな」「会社の考えと私の考えは違う」等々、違和感を感じたら道を変えた方がいい。
また、今勤めている会社に不満はなくても、「他の世界も見てみたい」「他の仕事をやってみたい」というような思いが湧き出てくることもありますよね。
そんな時、私は新たな道を探そうと、行動を起こしてきました。
私の今までの経験から言えることは、「人はやりがいのある仕事に出会えた時、やりがいのある職場に出会えた時、幸せである」ということです。
それは、収入や会社の大きさではなく。
そんな出会いがあるといいですね。