「転職するにしても、まずは今勤めている会社に3年は勤めてみることだ」とは、よく聞く話ではありますが、私は自分の経験から「よく言ったものだなあ」「それ当たっているわ」と実感しています。
3年経つと、見えてくるものがある
私は22歳で就職してから5回転職を重ねました。
それぞれの会社に勤めた期間は、半年、10年、4年半、半年、11年、14年~(脱サラして自営)現在に至る、というところで、早々に辞めたこともあれば、長く勤めてから辞めたこともあります。
新卒で就職するにせよ、転職するにせよ、新たに入った会社では、一から仕事を覚えなきゃいけないし、社内での人間関係も一から築いていかなければならないので大変ですが、入社して3年ぐらい経つと落ち着いてきて(その会社や仕事に馴染んでくるというか)、自分がしている仕事の内容や、周囲の状況がよく見えてきます。
だから「転職するかどうかは、3年ほど勤めてから判断するほうがいい」というのだと思います。
一概に3年とも言えない
ただし、私自身も半年足らずで辞めている会社が二つあるように、一概に3年ともいえないとも思います。
私が半年足らずで辞めた時の理由は、それらの会社では飛び込み営業があったため、私には「できなかった」「続けられなかった」というものです。
こういう場合は結論を出すのも早かったですね。
「できないものはできない」「合わないものは合わない」ということですね。
3年働いてから見極める
自分が置かれている状況や思いは、本当のところは自分にしかわからないものなので、3年という期間にとらわれることなく結論を出せばいいと思いますが、転職しようかどうか迷いがあるようであれば、とりあえず3年というか、今就いている仕事が見えてくるまで働いてから結論を出せばいいと思います。