「浦富海岸」とうちゃこ 北海道の若い女性と私の「心の風景」が重なった。

浦富海岸には若い頃何度か海水浴に行った。
始めて海に入った時、足元まではっきりと見えるその透明感に「きれい!」と感動したことを覚えている。
その時の印象が強かったので、それから夏になると泳ぎに行っていた。
また車が好きな私は、夜になると、やんちゃな若者の車が、エキゾーストノートを響かせ、海岸線の道を行ったり来たり走り回っていたことも印象に残っている。

先日、鳥取砂丘を訪れた際、時間があれば「浦富海岸まで行ってみたいな」と計画はしていたのだが、残念ながら行けなかった。

しかたがないので、鳥取砂丘から「浦富海岸はあのへんだろうな」と眺めながら「また来れたらいいな」と思い帰路についた。
※トップの写真は、その時のものです。

昨日、NHK BSの「とうちゃこ」を見ていたら、なんと、その日は鳥取の岩美町、浦富海岸を訪れていた。
手紙を書いたのは、北海道に住んでいる若い女性で、やっと念願が叶い、アニメ、フリーの聖地である岩美町、浦富海岸を訪ねることができ、その素晴らしい風景にとても感動したので、正平さんに訪ねてもらいたいとのことだった。

正平さんが訪れた日は快晴、青い海が陽光に照らされキラキラと光り、その透き通った海がとてもきれいだった。

正平さんが波打ち際の岩場を歩きながら、「きれいな海だなあ」「夏に来て入りたくなるよな」と言われていた。

「そうそう、これが浦富海岸だ」

「あの浜辺でキャンプをしたなあ」

「あの海岸線を車が走っていたんだ」

新たな発見もあった。

浜辺からほど近いところに、赤い鳥居がある、岩でできた小さな島がある。

私には、若い頃、そういう情緒がある景色は目に入っていなかった(笑)

私は、若い女性が言われるアニメのことは知らない。

けれども、私にとっても浦富海岸は心の風景として残っている。

先日訪れることができなかった浦富海岸を、若い女性の手紙のおかげで、思いがけず見ることができた。

また、訪れてみたい。

できれば夏に。